主人とは恋愛結婚です。しかも、先輩の彼を横取りする形だったので、それなりの修羅場も経験しました。それなのに、今では家庭内別居状態。顔を見るのも嫌なくらい嫌いです。子どものため。自分の生活のために我慢して、婚姻生活を続けていますが、楽と楽しいは、字は同じですが全然違うのですね。経済的には楽だけど、常に心を砂漠の風が吹き抜けているような感じです。やはり人を不幸に陥れてまで手にした幸せは続かないのでしょうか。
結婚は当人同士だけの話ではなく、家同士のつながりもあります。私の場合、まず夫の家族が嫌になりました。主人は長男なのですが、非常識で教養もない義両親は、はやく私たちに世話になろうと、すきあらば虎視眈眈と狙っています。私の実家の両親が早く居なくなることを願っているような発言をしたり、本当にひどい人たちなのです。だから大嫌いですし、その義両親をのさばらせている主人も信用なりません。
私は日ごろから節約して、へそくりをずっとためています。もちろん主人とは生涯、添い遂げるつもりなんてありませんから、時期が来た時に飛び出せるように、資金を貯めているのです。また、へそくりとは別に、家計を管理して貯めているお金などをしまっている金庫があります。そして、定期的に金庫の暗証番号を変える事にしています。そうしないといつ主人がお金を持ちだして、義両親に渡すかもしれませんから。義両親はうちにきて、洗濯機のフタをあけて中を覗くような人たちです。金庫だって何をされるかわかりません。主人はもちろんですが、義両親にもさわらせないように、金庫の暗証番号と鍵は厳重に管理しています。
いつか私が自由になる時には、貯めていたへそくりと、金庫の中の財産の半分を、しっかり持って出ようと思います。家は主人に明け渡すのですから、その分他の物で、しっかり財産分与もしてもらうつもりです。