引っ越しを機に金庫を購入しようかと思っているのですが、どのくらいのサイズの金庫を買おうか悩んでいます。金庫を買うにあたって友人宅にある、ごくごく一般的と思われるパーソナルな金庫を見せてもらいに行ったのですが、金庫って外側は大きく見えても、外の壁がとても厚く、収納部分はとても小さいのですね。僕と妻は保険証券のファイルなどをそのままそっくり入れようと考えていたので、ちょっとイメージしていたものと違い、購入に待ったがかかりました。
そもそもなぜ金庫を購入しようと思ったかというと、もちろん泥棒対策が一番です。泥棒は鍵を開けるのに3分。室内を物色するのは5分程度と、非常に短時間の間に仕事を済ますそうです。その貴重な5分の間に、複雑な暗証番号や鍵が必要な金庫を開けたり、重い金庫を運び出そうとする手間はかけないと思うのです。金庫があればその中に大切な物が入っているということは誰でも想像がつきますが、金庫に入りきらないお宝も、どの家庭もあると思います。それらを盗んで行く方が、泥棒にも都合がいいと思われます。
そしてじつは、こっちの方が確実に威力を発揮すると思うのですが、金庫は耐火性です。火事になっても金庫の中のものは燃え残るらしいです。だから金庫には、紙幣や有価証券、土地の権利書など、燃えてしまっては困るものをしまっておくのです。友人も、アパート暮らしなので泥棒になんか狙われないと思っているが、火事になったら困るので金庫を置いていると言っていました。
火災のために準備しておく金庫ならば、保険証券のファイルはやっぱりしまいたいです。でもこのファイルごと入る金庫となると、私たちが当初考えていた金庫よりひとまわり大きくなります。価格もあがりますが、金庫を収納するつもりだったクローゼットも、いっぱいいっぱいになってしまうので、ちょっと悩んでしまっています。